西伊豆の堂ヶ島には、とっても不思議で家族でも友人でもみんなで自然を相手に楽しく過ごせるところがあります。場所は堂ヶ島公園から歩いて10分くらいのところ。
ふだんは海の中にある道が、干潮のときだけ姿を現して、沖に浮かぶ三四郎島まで歩いて行けるようになります。「トンボロ現象」と呼ばれています。
海を間近で感じたい人や、磯遊びで生き物を触ったり、子どもにそんな経験をさせたい人なんかにもぴったりです。
トンボロに渡るのも、駐車場を使うのも、なんと無料!気軽に立ち寄れるのもうれしいポイントです。
◆海の中に道ができる!?
道が現れるのは、瀬浜海岸から三四郎島へ続く約200メートルの区間。ゴツゴツとした石が海底にたまって、潮が引いたときにだけ道のようになります。見た目は本当に「海が割れて道ができた!」という感じ。

この海に浮かぶ三四郎島に歩いて渡れる道ができます。実際に行ってみて体感してみてください。
◆渡れるのはいつ?事前チェックは必須
トンボロは毎日見られるわけではなく、3月〜9月頃の大潮の日で、干潮(海の水位が一番下がっている)時間帯にだけ道が現れます。
「大潮ってなに?」と思うかもしれませんが、これは月の満ち欠けに関係しています。満月や新月の頃は、太陽と月の引力が合わさって海の水をより強く引っ張るため、水位の上がり下がりが大きくなります。これが「大潮」です。
大潮の干潮の時間帯には、海の水がぐっと引いて、ふだん海の底にある石の道が見えるようになります。ネットで「西伊豆町 田子 潮位表」などと検索すれば、どの日のどの時間に潮が引くのか、予測が確認できます。
狙い目は3月〜9月頃の大潮の日。日中に潮が引く日が多いので、観光ついでにもぴったり。逆に秋〜冬は、日中に潮があまり引かないので、道が現れにくくなります。
◆歩いて渡ると、ちょっとした冒険気分
実際に渡ってみると分かるんですが、道は石がゴロゴロしていてちょっと歩きにくいかもです。でも、だからこそ冒険っぽさがあって楽しい!海の中を歩いてるみたいな感覚で、子どもも大人もワクワクします。
普段は海の中だった場所なので、足元にはカニや小さな貝、ヤドカリなどがたくさん。うまく捕まえられるかな?と子どもたちは夢中になります。大人もめちゃくちゃ楽しいです。
そして、トンボロは必ず渡り切らないといけないものではありません。入場料があるわけでも無く、途中で引き返すのももちろんOK!潮が満ちはじめたタイミングで島まで行くと、帰り道で足元が水に浸かって靴が濡れてしまう…なんてことも。潮の動きや時間を見ながら、安全第一で楽しんでくださいね。でも、そういうハプニングも、あとで振り返ると楽しい思い出になるかも!?
ただし、石はグラグラしていたり、石に付いている海藻で滑りやすい場所もあるので注意は必要。本当に小さな子どもは帽子をかぶって手をつないでいた方が良いかも。大人も間も岩場に慣れていない人は注意ですね。特に、かかとのないサンダルなどは危険です。スニーカーであれば十分に歩けます。
◆服装や持ち物のポイント
- 滑りにくいスニーカーなど、最悪濡れてもいい靴がおすすめ
- サンダル(特にかかとのないもの)は滑るのでNG
- 帽子とタオルは持っておくと安心
- 夏は日差しが強いので、飲み物や日焼け止めも忘れずに
- 磯遊びを楽しむなら、子どもは着替えがあると安心
◆アクセスと駐車場情報
トンボロが見られるのは「瀬浜海岸(せはまかいがん)」。堂ヶ島温泉ホテルの横あたりに入り口があります。国道136号線沿いにあるその入り口から海岸までは、わりと急な坂道になっています。足腰がしっかりしていれば、ワクワクしながら歩けるような、ちょっとした冒険気分の道のりです。
駐車場で一番近いのは、136号線沿いにある小さな無料駐車スペース。または136号線沿いに路駐っぽい形で停められる駐車場。ここに停めて、坂を下って海岸へ向かいます。ただし、台数が少ないので週末や夏はすぐ満車になることも。
もうひとつの選択肢は、堂ヶ島公園の大きな無料駐車場。ここに車を停めて、歩いて10分ほどで海岸に到着します。坂道もなく平坦な道のりなので、のんびり歩きたい人にはこちらのルートもおすすめです。
トンボロの近くにはトイレもあるので、安心して遊べます。
◆どのホテルから行きやすい?
あまり濡れることは無いと思いますが、子どもがいたり、がっつり磯遊びをしたいと言うときに、もし濡れてしまってもホテルが歩いて行ける近いところにあれば安心です。
トンボロに一番近いのは「堂ヶ島温泉ホテル」。トンボロは堂ヶ島温泉ホテルのものなのか?と思えるほどすぐ近くなので、干潮のタイミングを見てふらっと行けます。
ほかにも「清流」「il azzurri(イル・アズーリ)」「堂ヶ島ホテル天遊(至善天遊)」なども、歩いて行けます。車は要りません。散歩がてらアクセスできます。
「繭二梁(まゆふたはり)」や「堂ヶ島ニュー銀水」からも徒歩で10分前後、車なら2分程度。気分次第で行き方を選べる距離です。
◆どんな楽しみ方ができる?
- 家族旅行なら:磯遊びやトンボロ探検で、子どもたちは夢中になること間違いなし。カニやヤドカリを見つけてはしゃぐ姿に、大人もほっこり。がっつり時間を使って遊ぶなら、魚とり網を持って行ったら楽しさは何倍にもなります。ちなみにせっかくなら網は子ども1人に一つあった方が良いと思います。
- 友達同士で:スマホ片手に「映える写真」を撮りながら、非日常の海上トレッキング。笑いながら石にぐらっとして「あぶなっ!」なんてのも、良い思い出になります。
- カップルや夫婦なら:トンボロを一緒に歩く体験は、ちょっとした冒険デートにぴったり。潮風に吹かれながら島までのんびりお散歩、帰りは夕日を見ながらロマンチックなひとときを。
自然の中で過ごす時間は、どの世代・グループにもきっと特別な思い出になります。
◆まとめ
堂ヶ島のトンボロは、自然が作り出す奇跡のような景色。 事前に潮の情報をしっかりチェックして、歩きやすい服装で出かければ、きっと特別な思い出になりますよ。
「ここに道ができるなんて信じられない…」そんな驚きと感動を、ぜひ体験してみてください。
磯遊びを楽しんで、海の生き物たちとふれあう時間もとってもおすすめです。









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